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ソニー HDR-TG1 [AVCHD]

http://www.sony.jp/products/Consumer/handycam/PRODUCTS/HDR-TG1/index.html
個人的に待っていたCX1の後継が出たが、やはりというか、サンヨーのXactiシリーズに近いポジションになってきた。
微妙にコンセプトが違うのが面白いのだけど。

今回ソニーが「ハイビジョンスナップ」という概念でプレゼン発表したのだが、まさにそういうことを1年以上考えていた。撮りたい場面というのは、実は運動会や発表会などのイベント意外にもいっぱい転がっているのだけど、200gを切っているデジカメは常時携帯できても、500g以上のビデオカメラは無理だ。持っていなければ、撮影できない。

この新型のTG1は300gで、常時携帯には、まだ微妙に重い。

言いたいのは、画質が多少悪かろうと、軽い、小さいと言う事は、間違いなく正義だ、というポジションがあるということ。その意味ではSD解像度でも、常時携帯している携帯電話に内蔵された動画モードでもいい、というくらい。

720Pでよければ、Xacti DMX-HD700を選択すれば、214g(電池メモリー込み)となる。1080iにこだわるなら、DMX-HD1000となり、310gと同程度になってしまう。

やはり画質を追求する面と、普段の生活スナップのための常時携帯用機材には、それなりに求められるスペックと領域に違いがあるなぁ、と、改めて考えさせられた。

CESでの新型 [AVCHD]

CESで各社から次世代ムービーが発表に。
総じて、メモリーとのハイブリッド記録、静止画の同時記録枚数制限撤廃、
CMOS高画素FullHD(1920x1080)化。

SONYはHDDモデルがメモリースティックへの動画記録に対応。
HDD容量やCMOS解像度により、SR12,SR11,SR10の各種あり。
CANONはSDカード記録モデル発表。30Pモードなど新機能も。


SONY SR10とSR11
SONY
モデル     CMOS    レンズ   換算  静止同時静止顔$価格 重量
SR12 120GB MS 1/3.2 560万 12倍F1.8-3.1 40-480mm 10M 7.6M ○ 1400 650g
SR11 60GB MS 1/3.2 560万 12倍F1.8-3.1 40-480mm 10M 7.6M ○ 1200 650g
SR10 40GB MS 1/5  236万 15倍F1.8-2.6 40-600mm 4M  2M  1000 560g
HC9  HDV MS 1/2.7 320万 10倍F1.8-2.9 40-400mm 6.1M 2M  1100 550g

SONY新型のポイントは、静止画の同時記録枚数制限撤廃(HC9除く)と高画素化で、
αシリーズのBIONZてなチップで処理能力UPの賜物。
顔検出もあり、画質もCyberShotに準じると思われる。
SR12、SR11の1000万画素の静止画が、1000万画素級の実力が無くとも、
700万画素級の実力はあるだろうから、早く実物サンプルを見たいものだ。


Canon HF10

CANON
HF10 16GB SD 1/3.2 330万 12倍F1.8-3.0  2.76M 2M  1099 380g
HF100   SD 1/3.2 330万 12倍F1.8-3.0  2.76M 2M 899 380g
HV30 HDV  SD 1/2.7 330万 12倍F1.8-3.0 2.76M 2M   999 535g
(HC9のMSとHV30のSDは従来同様静止画記録のみ)

CANONのSDメモリー記録の新型は、なんと言っても軽い! SONY CX7並みの軽さだ。
軽さと画質のバランスがよく、データ取り回しもSDなら何も問題ない。
特にHF10は、内蔵16GBとSDカードのハイブリッドというのが新しく、SDの今後の価格破壊で
実用度は上がっていくだろう。


Canon HV30

CANONのHDV機のHV30は、好評のHV20のマイナーアップ。ズームレバーやバッテリーなど、
Web等で指摘されている問題点を地味に改良してきているのは、評価してよいだろう。

イメージセンサーの大きさが、HC9とHV30が大きいので、HDVの解像度だけはともかく、
光学系を含めたトータルの画質ではこちらの方がよくなるだろうと予想する。

昨年来、テープレスに行くか、テープに留まるかを本気で考えさせられるラインナップが
今回も続いている感じがする。


民生テープレスラッシュ [AVCHD]

Canon HG10が発表された。
http://cweb.canon.jp/ivis/hg10/
個人的には画質や使い勝手などで、本命と感じる。9月になったら買ってしまいそう。。

ハイブリッドAFでAF精度はよいだろうし、重量約505g(撮影時重量565g)と軽い。
唯一不満は43.6~436mm(16:9)の焦点距離。SONYに比較して1割テレ側。
ワイド端を削ってテレ端を400mmから436mmに伸ばす意味が、いったいどこにある?
バカママパパ向けのグラグラ地震映像用スペックとしか思えん。

望遠がパパママ運動会で必要なら、これだけの画素があるんだから、それこそデジタル
ズームでいいじゃないか。そもそも解像度があるんだから、大画面では中望遠でも十分
顔が見えるてことを知らないのか?撮影時に切り落とされた映像はどうにもならないが、
レンズの枠内に入っていれば解像度さえあれば拡大はできるのだから。

HDV用圧縮チップが作れなくてSONYに頭を下げて供給してもらった時代じゃなく、もう
こういう機種を作れるようになったのだから、キヤノンもビデオ映像関係のリーディング
企業として、もう少しだけ良識を持った設計をしてもらいたい。他社カメラならデジタル
ズームで、なんてことは言わないが、キヤノンの光学系とCMOSなら、編集で3割ズーム
くらいは普通に使えるレベルだ。辛口なのは、それだけ期待しているということ。

SONYの機種は300万画素化とxvColorで一段落しているが、なかなかこの画質
の差を正確に評価する人が出てこないので、あまり向上に熱心ではないようだ。
キヤノンのこのシリーズの高画質は、EOSやIXYで培った画質を動画に持ち込んだ
ものであって、静止画を見比べると一発でその違いがわかる。

サンプル静止画
http://cweb.canon.jp/ivis/still-sample/images/sample/hg10-1.jpg

評価記事
http://ascii.jp/elem/000/000/054/54233/
静止画比較
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0707/20/news011_3.html

XDCAMHDの1/2インチCCDといい、最近のSONYはクオリティのSONYではなくなって
きているのは、なんともいただけない。大企業病だな。。。次世代HDではSONYは
退場してもらうことになるかもしれない。。。などと書くと、突拍子もなく新型で巻き返し
を図って予想を裏切られるのが、これまでのSONYらしいところのだが。

AVCHD編集環境も普通に整ってきているので、なにも心配はいらない。編集を前提に
した撮影の場合は、そのメディアはHDDがもっとも理にかなっている。データ転送が速い。

逆に、撮影したらそのまま再生して終わり、という人には、BDカムが受けるだろう。
BDもVC1やらH.264やらMPEG2やらと、いろいろあるわけで、手堅くMPEG2だったら
その後の展開も考えられて、ずいぶんと面白いんだが。まあ日立のはH.264だろうな。

SONYが2番手でBDカムを作っているところだろう。供給開始であわせてくるかもしれない。
遅くとも年内発売で出してくると予想する。


民生テープレスラッシュ [AVCHD]

hitachiもBD CAMを出していますが、それよりCanon HG10が発表されましたね。
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070801/canon.htm
個人的には画質や使い勝手などで、本命と感じます。9月になったら買ってしまいそう。。

SONYの機種は300万画素化とxvColorで一段落していますが、なかなかこの画質
の差を正確に評価する人が出てこないので、あまり向上に熱心ではないようですね。

XDCAMHDの1/2インチCCDといい、最近のSONYはクオリティのSONYではなくなって
きているのはいただけません。

AVCHD編集環境も普通に整ってきているので、なにも心配はいらない。編集を前提に
した撮影の場合は、そのメディアはHDDがもっとも理にかなっている。データ転送が速い。

逆に、撮影したらそのまま再生して終わり、という人には、BDカムが受けるだろう。
BDもVC1やらH.264やらMPEG2やらと、いろいろあるわけで、手堅くMPEG2だったら
その後の展開も考えられて、ずいぶんと面白いんだが。まあ日立のはH.264だろうな。


FCP 6.0.1で、AVCHDに対応 [AVCHD]

昨日届いて、今インストール中です。FCP6.0。
で、早速、FCP6.0.1がリリースされてて、
http://www.apple.com/support/releasenotes/ja/Final_Cut_Pro_6.0_rn/index.html
なんとAVCHDに対応して、ProRes422かAICに変換後使う形式になるそうな。

これを待ってました。

メモリーに行くか、手堅くDVD−RWで行くか。HDDって少し重いけど、使い勝手よさそう。
AVCHD選びが、かなり唐突に現実かしてしまい、これはこれで悩ましい。。。


SONY新型 国内発表、UX7も2月発売! [AVCHD]

http://www.sony.jp/products/Consumer/handycam/PRODUCTS/index.html

今日発表されたらしい。2月とは、予想の範囲で最速だった。早くて2月下旬、遅くとも3月上旬に発売しないと、卒業式に間に合わない。最近のSONYはPanasonicやJVCと違って、こういうタイミングは逃さない。

ただ今回、HC5は国内では見送ったようだ。確かにHC3と差別化しにくい機種だしなぁ。やはり今回の目玉は、HC7とUX7だ。

光学式手ぶれ補正の、300万画素クリアビッド。
FX7には及ばないだろうが、かなり健闘すると思われる画質。

600万画素クラスの静止画生成。PC上で後処理のこの機能のソフトも付属。

1時間半程度もつバッテリー込みで600g台、ギリギリ合格。
(個人的には、UX1は重量がネックだった)
Pシリーズインフォリチムバッテリーの充電耐性をアップさせ、より急速な充電ができるHシリーズも合わせて発表。2月発売。だがこれって、例の爆発問題対策をより強化しただけか?

ただこのラインナップを眺めていて、UX5というのも、実はすばらしい機種だという気がする。

HC3、UX1などと同等な、クリアビッド200万画素光学系。
UX7から、前面マニュアルダイヤルと、マイク/ヘッドホンジャックをなくし、
液晶モニターを小さくした。
大きさはUX7と同じで、重量は100g弱軽く、消費電力も1割減で、軽いバッテリーで長時間撮れる。

オートしか使わないよー、HC3画質で十分だよー、外付けマイクなんか使わない、って人には、価格も安いUX5だろう。FX7などと対局に位置する、いかにもSONYらしい、贅肉をそぎ落とした機種だ。なによりも「ハイビジョン画質で撮る」「スタミナがあって、撮り逃しがない」ことが重要なクリティカルな場面では、こういう単純な機種の方が向いている。

でもって、めからうろこ。

このように、8cmDVDをPCのDVDドライブに入れると、SP(7Mbps)の6倍速、つまり42Mbpsで読み込める。適度にチューンされたネットワークで、この程度の帯域確保はそう難しくないから、撮影時にハイビジョンを7Mbpsにまで圧縮してくれるAVCHDってのは、実は超高速伝送に向いている、と言える。

ただし、いわゆるi.LinkにHDVストリームを流す規格が無いから、リアルタイム性は求めてはいけない。パッケージ(メディア)内のファイルを、リアルタイムの何倍も高速にコピーや伝送できる、という事だから。

ただ、当のSONYもこの点を認識してきてる。(ブルレイ•スゴ録のHDV入力につないで、BD録画できないから。まあ、8cmDVDを一度読み込んで、HDDキャッシュして、改めてBDに書けばよいんだが。)


EXILIM Hi-Zoom EX-V7 [AVCHD]

http://www.casio.com/news/content/072C28FC-5E45-45C7-8C0C-18281B0A4445/

EXILIM Hi-Zoom EX-V7
H.264/AVC
848×480 (UHQ Wide)
7.2 Megabits per Second
4 minutes,38 seconds/256MB


HDR-UX7、UX5発表 [AVCHD]

ラスベガスのCESで、新型発表。

第286回:ソニー、米国向けビデオカメラの新製品を一気に16機種
〜「x.v.Color」対応のAVCHD/HDVカムなど〜
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20070109/zooma286.htm
小寺氏の記事は、ラスベガスCESで取材した内容。ちょうどこの時期に休むなら、来年こそは行ってみたいショーだ。とりあえずチャート化してみた。
(こうでもしないと訳わからなくなりそうで)

 AVCHD  HDV  DV    SD     SD
DVD HDD テープ テープ   DVD    HDD     撮像デバイス 発売
UX1 SR1 HC3                     ClearVid200万 2006年秋
UX5    HC5      DVD408 SR200 30GB ClearVid200万 2007年
UX7    HC7      DVD508 SR300 40GB ClearVid300万 
          HC48  DVD308 SR82 60GB 100万 CCD
                   SR62 30GB 100万 CCD
         HC38 HC28 DVD108 SR42 30GB  68万 CCD

(UX、HCの各モデルと、SR1のハイビジョンモデルはHDR-が前につく。
その他のSDモデルは、DCR-が前に付く。)

とにかく、「物量作戦!」という感じで、すごいラインナップだ。
小寺氏が書いているように、販売チャンネルごとに売れ筋価格帯が違うから、米国の販売現場では問題にならないだろうが、日本ではどうなるだろうか。

残念ながら、HDD記録のSR5、SR7は発表されず。その代わり、SR200、SR300というSD MPEG2記録のHDDカメラが発表。CCDはUX5やUX7と同等な、200-300万画素のクリアビッドCMOSのSD MPEGムービーで、これをこの時期に投入してくるあたりが、いかにもSONYらしい。JVCや日立など、MPEGムービーマーケットを絡めとって、自社のHD化へ徐々に誘導する戦略。

ただ、現在日本で最も売れているカメラはHDR-SR1だそうなので、SR5や特にSR7を出さないのは、ものすごーくもったいないと思うので、日本特別モデルとして出すかも?と少し期待。

またこの段階で、HDVを高画質化でしっかりと拡充してくるあたり、さすがSONY手堅いなぁ、という印象。「FX7まではいらないけれど、HC3じゃ物足らないなぁ」というアマチュアビデオ愛好者の、心の底を見透かしているようだ。

SONY 2007 HANDYCAM CAMCODERS
http://news.sel.sony.com/en/assets/Handycam_2007/index.htm
このページの右上のProductSpecificationに、各モデルの仕様がPDFで読める。

仕様を見ていくと、UX7、HC7が、クリアビッドCMOS300万画素化。
UX5はクリアビッド200万画素のまま、低価格化、軽量化。特にバッテリーがUX1から小さくなって、HC3に付属していたNP-FP60の新型のFH60となっている。逆に言えば、バッテリーはHC3とは互換があるが、UX1とは互換がない。

“インフォリチウム”Pシリーズ

NP-FP71 1800mAh 95g
対応機種:HC3,HC5,HC7,UX5,UX7

“インフォリチウム”Mシリーズ

NP-QM71D 2760mAh 160g
対応機種:UX1,SR1,HC1

総電力に5割の差がある系列の違いがあり、実用的な撮影時間を確保したままという前提ならば、省電力化に成功したから軽量のPシリーズにしたのだろう。残念ながら現時点で、撮影可能時間の記載が無いので、まだ何とも言えないが。

UX1と同等な200万画素CMOSであるUX5で、ディスク/バッテリー込み600gと、UX1の740gと比べて軽くなってるのがうれしい。DVD+RW DL(2層)に対応してることもあり、UX1が急遽作りました感があり、長時間、省電力、軽量化でブラッシュアップしましたということでは、正常な進化を遂げた感がある。

とにかく、クリアビッド300万画素のUX7とHC7の画質を、早い段階で見て確認したいものだ。クリアビッド200万画素のHC3 3兄弟の画質が想像以上だったので、単純に1.5倍の情報量が詰め込まれたとすると、かなり期待できるのではと感じている。


Canopus HQへのコンバータ [AVCHD]

Canopusから、AVCHDからCanopusHQへのコンバータが出ている。DualCoreなら、そんなに時間はかからない、というか、必ず1倍速度でキャプチャする作業時間の必要なHDVとは、そもそもカウント開始から違ってくる。USB2.0の転送速度や、SDやDVDの実効読み出しレートなど、あとは「やってみる」しかないのだけど、大体、10倍速程度で読み込める。1時間素材を5-6分。その後、変換時間がかかる、ということになる。
javascript:addImageTag('/_images/blog/_de8/moo883/5906196.jpg')

Canopus AVCHD converter ダウンロード
http://www.canopus.co.jp/catalog/edius_pro/avchd_converter_enquete.htm
EDIUS Pro version 4、EDIUS 3 for HDV または EDIUS Pro 3 がインストールされたPC環境が必須となっている。

時間さえかければ、ProCoderでCanopusHQから適当なWinMac両用のCODECでQuickTimeなどへのコンバートもできる。Motion xxxx系がイントラ圧縮で、時間や画質のバランスが良い。HDVへはEDIUS Ver4から標準のHDV Speed Encorderが使えるから、結構速い。

CanopusHQの画質云々と議論もあるのだが、まずやってみて、HD環境で確認していないのだろう。一度でも、HDVやAVCHDからCanopusHQへ変換して、EDIUSなどで編集して、出力を自分の目で見ればわかりそうなものだが、逆にそんなこともしていない机上の空論が多い、ということなのだろう。

Canopus HQ Software Codec について
http://www.canopus.co.jp/catalog/hdws/hq_codec.htm

CanopusHQも設定にかなり幅があり、記録HDDの帯域や容量さえ確保すれば非常に高画質になるし、かなり絞ってもAVHCHDカメラはもとよりHDVカメラからの映像をコンシューマ向けに流す程度なら、全く問題ないレベル。比較対象は地上デジタルHD。

今後、AVCIntraもプロ撮影用から編集用で出てくるのだけど、ビットレートを確保すればこの程度の画質にはなる、というか、HDCAMのセカンドジェネレージョンくらいかDVCPROHDの画質を超えてくるあたりにターゲットを設定しないと、新世代とは言えない。

また、AVCHDの低ビットレートの魅力は、やはりその低ビットレートであるが故の、絶対的な容量の少なさ。伝送するにも速く、記録するにも小さくなる。一定のストレージに沢山入る。アーカイブメディアとしてはすばらしいが、編集に展開/操作/再圧縮を繰り返すのには向かないので、情報系に限られるだろう。

   撮影     編集     配布/放送
プロ イントラ圧縮 イントラ圧縮 イントラ圧縮

業務 イントラ圧縮 イントラ圧縮 時間軸圧縮
   時間軸圧縮

アマ 時間軸圧縮  イントラ圧縮 時間軸圧縮

例としては、イントラ圧縮がAVCIntraまたはCanopusHQ、時間軸圧縮がAVCHDまたはHDVなど。

例外はFCPで、編集でもHDV時間軸圧縮とAICイントラ圧縮を混在編集できる。FCPが、というよりも、QuickTimeのプラットフォームがよく出来ているというべきか。

まもなく今年も終わるけど、来年も実践あるのみ、でやっていきます。どうぞよろしく。


冷静になって、AVCHDのおさらい [AVCHD]

AVCHDの将来性は間違いないとして、メディアはどれを選ぶべきなのか。。。
HDVも含めて登場順に

■miniDV、HDR-HC3など、リムーバブル、25Mbps
■8cmDVD、HDR-UX1や、リムーバブル、USB接続/DVD-ROM、Max12Mbps
■HDD  、HDR-SR1、非リムーバブル、USB接続、Max15Mbps
■SD  、HDC-SD1、リムーバブル、USB接続/SDリーダー、Max13Mbps

という選択肢。さらにこの後、リムーバブルなHDDとか、Blu-Rayとか、いろいろ出てくるだろうから、ここで一度整理したい。

同じ8cmDVD記録のSONYとPanasonicの2機種だが、対応メディアが微妙に違う。

SONY   HDR-UX1    -R -RW    +RW  +R DL
Panasonic HDC-DX1 -RAM -R -RW -R DL

共通なのは、片面1層の-Rと-RWだけ。
SONYには-RAMはなく、+Rがあり +R DLで2層対応。
Panasonicは-RAMがあり、+Rはなく、-R DLという新しい2層がある。

UX1は、+R DLという書き換え可能な2層が使えるメリットは、大変に大きいと評価できる。撮影時点でテープレスな以上、DISK系の素材メディアで残す意味は低く、格安で大容量のUSB HDDなどに蓄積するべき。(バックアップも高速に取れる。)

それでも、撮影現場のハンドリングを考慮すると、リムーバブルで、そこそこの大容量なDVD+R DLという選択肢は、この中では最もよい。数枚から10枚程度持ち歩いても苦にならないし、高画質モードでも連続40分程度撮れる。

両方とも撮影時800g台の重量で、これはHC1並みで、HC1のテープレス化には問題ないレベル。(次期新型で軽量化してくるだろうが。)HC3クラスなのは、SD記録のSD1だけだが、電池持続時間を削っての軽量化。DX1も電池持続は短い。Panasonicの2機種は、普通の使用でほとんど30分撮れるかどうかになる。

UX1にはシューがあり、オプションでマイクやワイヤレスが5.1chのセンターマイクとして使えるメリットがある。後処理でステレオにも、声だけぬきだしモノにもできるのは、大変すばらしい。(まだCODECや編集ソフトが追いついていないが。)

キャプチャPC周辺機器で見ると、8cmDVDを読めるマルチドライブは、RAMや±Rに対応は普通なので、あまり問題にならない。HDDレコーダーなどとの連携では、メーカーやモデルごとの差があるので仕様による。

この中で、カメラ本体だけで、クリップの分割・結合・並べ替えなどの編集処理ができるのは、UX1のみ。これも不要な部分を消して、撮影時間を伸ばすことができるという意味でも、また無駄なキャプチャや伝送しなくてすむという意味でも、大変なメリット。

撮影時点で、8cmだがAVCHDディスクになっているというのも、近い将来のハイビジョンディスクのデファクト最有力な規格としては、なかなか。

なぜか、AVCHDの1号機が最もよくて、だんだん機能的に削られて来ているんだな、という印象。


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