ラジオ発掘購入と、久々のBCL [BCL]
昨日、30年前のBCLラジオが出てきた。
でもって、小型ポータブルの格安2000円ラジオを、近所のドンキホーテで買う。単3電池2本で、ちゃんとBCLできる。なんとも劇的に安い。
さらに小学校時代を思い出して、スピーカーケーブル10mを買う。当時はACケーブルを裂いて、アンテナにしていたけど。
早速、高台のジャスコの屋上駐車場に行き、アンテナを車から出してつないでみると、なんとも多くの放送局が、ガンガン入る。他の人々がお買い物している間、こちらは車中や寒い外でラジオをいじってる。(一見して不審者か?)ただ、AMの遠距離国内放送を聞くのは、やはり今時のカーコンポのラジオが感度は優れている。アンテナをいっぱいに延ばしたら、ニッポン放送やHBC北海道放送など、各地の放送がガンガン飛び込んでくる。しかもニッポン放送はステレオで聞ける。
その後、帰宅。今日買ったコンパクトラジオでも、海外短波放送を聞くのに十分だけど、今日買ったスピーカーケーブルをアンテナとして窓から出して、6−7mベランダの上の方にぶら下げ、自宅でアンテナにつないだ古いBCLラジオのほうが、高音質だ。スピーカーの作りがうまいんだな。パソコンのスピーカーをつないでみても、音が悪くなる。
19時からの北朝鮮の「朝鮮の声」、昔はピョンヤン放送とか言ってたけど。20時前後、ラジオオーストラリア英語、21時からベトナム、ハノイから日本語放送。さらに今は、BBC英国ロンドンからの英語放送。安いのと高く古いのと、2台で聞き比べ。小学生だった昔と違って、英語リスニングが結構聞き取れるのが、大違い(当たり前だ)。
それにしても、当時BCLラジオは高嶺の花で、小学生に買える訳も無く、ずいぶんと我慢した記憶がある。ただ、既に買ってもらっていたラジカセにSWバンド(短波)があり、非常に荒い目盛りで周波数スケールが刻んであって、そこに1mm単位の方眼紙を切って貼り、周波数と方眼紙のcm、mm単位のスケール変換を、受信した放送局をマーカーに公正して、うまいこと使っていた時期もあったな。結構、正確な受信ダイヤル目盛りになった。
それが安い中国製ラジオで2000円以下で、かなり正確なバンドスプレッド。時代がデジタルネットワークで全世界へ放送もどきを届けられるわけだけど、あえてオールアナログな放送をアナログラジオで聞くことは、意味があると思う。放送って通信じゃないから、ある地点で電波を出すと、世界中で聞こえる可能性があるってことだ。
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