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HDR−HC7とiVIS HV20 [HDV]


ITmediaで、HC7とHV20の比較テストを行っている記事がアップされた。

http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0702/21/news025.html 前編
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0702/23/news032.html 後編

また2月初めの小寺氏の記事でも紹介されている。
小寺信良の週刊 Electric Zooma!
http://watch.impress.co.jp/av/docs/20070207/zooma294.htm

HV20は発表されて以来、ずっと注目して来たが、どうやら
「HC3に追いつき、追い越し、気づいたら後継機であるHC7をも追い越し、プロ機に迫ってしまった」バケモノをキヤノンは作ってしまったようだ。。。HC7もHC3から画素数を1.5倍にして、明らかに画質改善しているのに。

特にITmedia後編の3ページ目の、HDVからのキャプチャ画像を見てもらえば、一目瞭然だろう。従来、このレベルの画質はプロ機でなければ出なかったが、最安値11万円で売られてるカメラでここまで出してくるとは、正直驚いた。キャプチャ画質がしっかりとキヤノンのDIGIC II画質だ。黒の締まり、空の発色と雲の飛び具合の絶妙なバランス、ベイヤー配列の解像感。素人のママが普通にオートで撮って、プロのHDCAM映像に迫るなんて、信じられん。。

安い数十万円の業務レンズをつけたHDCAM HDW-750と、このHV20の映像を比べた時、FIXの映像で違いがわかるだろうか。ましてMPEG2 MP@H14で12Mbpsくらいまで圧縮されてる放送で見た場合、どうだろうか。。。業務ロケの予備カメラとして、本格的に使える映像になるだろう。

シネマモードも、実に「それ」っぽい仕上がりだ。映画モドキを撮って遊んでみたい。

以前議論したことだが、HV10で廃されたシューとマイク入力やヘッドホン端子などの復活が、とてもすばらしい。真っ暗な環境で撮れるミニビデオライトが内蔵されていることも、外測センサーでフォーカスが早くなっていることも、高く評価したい。グリッド表示やピーキングなど、地味だが撮影時にありがたい機能もカメラメーカーならでは。

不思議なのは、A1、G1の画質が「モヤ」がかかったような不思議なチューニングだったのが、このHV20では感じられずむしろ良くなっていること。非球面レンズがいいのか?コーティングがよくなったのか?

従来、キヤノンのHDVはMPEG2圧縮がSONY発色でおかしな色相の回りのある発色だったが、やっとDIGICでオリジナル発色を出せるところまで来た。このことが最もカメラのキヤノンの復活として評価したい。

とにかく、このHV20は素人からプロまで、万人に勧められる以上、絶対にDVD記録じゃなきゃ、という人以外には売れるだろう。AVCHDの姉妹機を出せば、これ以上に売れるだろうが。


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