SSブログ

Macな日々 [Mac]

実は20年ほど前のこと。

当時、高嶺の花だったMacに憧れつつ、DOSコマンドを打ってディスクフォーマットやらファイルコピーやらやってました。アプリケーション起動も、DOSからコマンドで起動したりというのは、普通のこと。

時は流れて、なんとも強固なUNIXベースの LINUX OSがフリーで手に入るような時代になり、少々お金を払うとかなり頑丈なGUI OSが手に入るようになって、その上でハイビジョン編集が普通にできるようになってきた。

2年ほど前までWindows一辺倒で、マイクロソフトには多額の納税をしてビルゲイツ氏の資産にしてきたのですが、2年前にMacを買ってから様相が変わって来ました。

もっともそれ以降にも、WindowsXpを1ライセンス買ったりと、Windowsマシンも増やしているのだけど、Xpの時にすぐ飛びついた割に、Vistaにまったく食指が動かない。というのも、このところのWindowsのセキュリティホールってやつ。仕事マシンはネットワークにつなぐな!って勢いで規制かけないとヤバいほど。

脱線したが、MacでFCPで編集するスタイルになり、WindowsでEDIUSってのと両刀なのだけど、どっちもどっちで、決めてはトータルなフローだなぁ、としみじみ感じている。WEBメールやブラウザでWinでもMacでも全く同じになってしまったのが大きいのだけど、操作環境は大して違わなくなってしまった。

そこで違ってくるのが、システム環境整備の労力。でもって、いまやってるのが起動ディスクのクローンコピー。Winではフルバックアップを取るのは、まず環境バックアップをして、再インストールして、リストアするのが一番。だんだんと遅くなるパッチが累積するから。でもMacはOSのアップデートで蓄積するパッチが、システムに影響しているように感じない。UNIXはカーネルの自分自身を置き換えることすらできるから、そういう技術だろうと思うけれど、詳しくは知らない。

http://blog.plasticsfuture.org/2006/04/23/mac-backup-software-harmful/
SuperDuper 2.1 perfect preservation of all metadata Highly recommended

19種類のバックアップクローンソフトを評価して、SuperDuper!だけパーフェクトにBSDフラグやらHSF+拡張アトリビュートとかも含めてコピーできたとのこと。

SuperDuper!
http://www.shirt-pocket.com/SuperDuper/SuperDuperDescription.html

このSuperDuper!というソフト、フリーではクローンやディスクイメージが作れるのと、$27.95でスケジュール差分バックアップも取れるというもの。フリーでもとりあえず十分だ。

で、起動ディスクとまったく同じイメージで別ディスクにクローンを作ってくれて、新しい早くなったSATA HDDにコピーして、内蔵HDDを入れ替えるなんてことが普通に出来る。これがあればシステムがクラッシュしても、なにも困らない。

HDDは消耗品で、年々、容量も倍増し安く速くなっているので、今後もクローンして使い続けることになるだろう。大昔のMacは、システムフォルダを右から左にぽいっとコピーすれば起動ディスクになったものだけど、さすがUNIXベースになって細かい属性がちがったりしてくるとそうもいかないらしいが、このソフトがあればOK。

Winはハードとソフト制作が別だからライセンス問題があってそれなりにOSコピーは制限あるけれど、MacハードにMacOSの入ったHDDをクローンしても、Appleは確かに困らない。より速いMacが欲しくなって、売り上げに貢献するくらいだろうか。

もっとも、Macのジャーナル対応フォーマットで、たとえ作業中に電源が落ちても、それまでの結果は保存されている。(実際に何度か落ちたことがある)これはLinux系でも普通にあるフォーマットで、MacOSXから実装された機能らしく、それまでのOS9以前と互換性をなくす結果になったものらしい。らしい、というのは、OS9をついに使わず、使い始めたのがOSX 10.4Tigerからだから。

また、クローンは違法コピーできるんじゃないのか?については、さすが自前のハードとOSとアプリを1社提供しているだけのことはあって、そんなことはできない。やれば自分が困る。。。

1度のソフトウエアアップデートで、インストールされているアプリもアップデートしてくれるが、ライセンス違反なアプリがあれば動かない。それは困る。


nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 2

hamapro

ある日突然、システムが立ち上がらなくなる・・・。
windowsきょうも不安定・・・なんて困るので、HDDごとCドライブのコピーをとっています。
センチュリーの『これdo台マスター』。
いま使っているのはSATA仕様になった2代目です。
PC無しでHDDのコピー作成、PCに接続して外付HDDとしても使用可能、 2.5"HDD、3.5"HDDに加え、それぞれのSATA HDDも使用可能~。
by hamapro (2007-04-01 02:53) 

moo

SATAの登場で、HDDも速くなって、クローンバックアップが現実的になって来ましたね。

これdo台は使った事がありますが、あの液晶の操作が難しかった記憶があるのと、大きなHDDへのコピーではセクタサイズなどの互換が取れない事もあったりで(当時、BigDriveへの過渡期)、あまりうまく行きませんでしたが、今は128GB以上があたりまえになり、問題は出ないでしょうね。

使っているiMacは1台だけHDDを内蔵できますが、大容量のHDDへクローンを作りそれを内蔵して起動ドライブとすると、明らかに全ての挙動が速くなりました。キャッシュが増え、アクセス速度が上がり、2万円弱の投資としては大満足です。

やはりシステムHDDは定期的に新品HDDにしていくべきですね。
by moo (2007-04-08 00:24) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。