HDRECSでのソリューション考察してみた [HDV]
NLEで重いCODECはサクサク編集できない。
AVCHDからCanopusHQへのコンバータソフトでの変換にも、実時間の2倍以上かかる。
HDRECSは、中間CODECにCanopusHQ CODECを使えるというのが肝。
リアルタイムにハードウエアエンコード可能になるので、実時間のみのキャプチャできるが、、、、
これって本末転倒じゃないだろうか。HDRECSが悪いと言ってるのじゃなく、
テープレス化本来のメリットに反して、キャプチャに時間がかかる(特に実時間以上かかる)。
AVCHDなどでテープレス化するメリットとしては、キャプチャに時間がかからず、撮ってすぐ編集、
という環境が望ましいが、それには素材時間以下で完了することが望ましい。
そうでなければ、1倍速でキャプチャするしかないHDVなどのテープより、ハンドリングは悪化する
ことになってしまう。HDVからディスクやメモリー化する意義は、全くではないにしろ、かなり失われる。
このテープレス志向で発生する課題という意味では、混在期の問題とCPU性能があと1桁上がれば、
という「産みの苦しみ」であって、時間が解決するだろうから、今の時期限定の課題とも言えるし、
業務・プロ用のAVCIntraやP2、XDCAMHDといった製品群は、この辺を解消しているからこそ、
高価ともいえるだろうが、逆に安価な民生機器もあっという間に追いつくだろうと予想できる。
だから、そのつなぎとして、あらゆる1080iコンポーネント素材から、RGBまでキャプチャできる
HDRECSのようなカードは、存在価値が大きい。
また、CanopusHQの高画質をわかっている人は、このカードが欲しい人だろう。
プロ用ハイビジョンレコーダーより高画質に録画できることが、十分予想できる。
24P系のサポートも多く、映画制作の標準カードとしてもいいんじゃないかと思う。
EDIUS Proとセットで、バグFIXも神戸でやるから早いだろう、という希望的観測をこめて。
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