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民生HD編集時代のストレージ [PC]


 少し前まで、こういうeSATA外付けストレージはSonnetしかないなぁ、という感じだったが、当たり前だが、もうどこでもやってます、という感じになってる。特にI/Fカードについて稼動実績が上がってきているのが、汎用のeSATAのホットスワップで十分に実用になるってことだ。

 ほんの3年前までは、SCSIじゃなきゃダメで、編集用だと100-200万円を覚悟した。それでも「安くなったなぁ」という感じだった。8年-10年くらい前だと、300GBくらいRAID組むだけで、2000万円とかした。

 もう、個人で2-8TBくらいを持つ時代になってしまった。。。eSATAはすばらしい!
 よくチェックしているサイトにOLIO SPECがあるが、Enhance Technolozyが目に留まった。
http://www.oliospec.com/storage/new/E8-ML.html

 SonnetのOEM元らしく、「あ、FUSION400じゃないか?デザインがちょっと違うか?」という感じだが、他のページなどでバックプレーンボードを見てもまったく同じだから、HDDトレイの互換があるな。


ほら、そっくり。。。。  5-6台のSATAをRAID0で組めば、HD映像の非圧縮を扱えるほどだ。まあ、CGやさんくらいじゃないと非圧縮まで必要なく、FCPなら100MBpsのDVCPROHDでいいよ、って話。  EDIUSでも、100Mbps内外のCanopusHQでいい。それらの2-3倍である300Mbpsくらいあれば、とりあえずHD編集は可能になる。  いまどきのSATA HDDは、シングルでも75MB/s=600Mbpsくらい出る。ずいぶん速くなった。1年前までは40-60MB/sくらいしか出なかったが。  これでも足らないという人はRAIDしかないが、シングルでこれだけ出ると、以前も書いたのだがHDビデオ編集という目的にはシングルでOKと感じる。  Enhanceのページを眺めていて、iSCSI製品が目に付いた。 http://www.enhance-tech.com/products/Expandable%20RAID/index.html http://www.enhance-tech.com/products/ultrastor/rs8ip_interoperability.html  FC-SANに対し、IP-SANということなのだが、この図を見ても敷居がずっと下がった気がする。  2本のGbEを使ってデータバンドを倍にするのも、規格化されているIEEE802.3adならば、HUBを対応品にすればマルチユーザーで高速化が図れる。  GbE1本あたり80MB/sという実力も初めて知ったが、640MbpsってFirewire800の実力に近い数値だ。その倍が実力値としてマルチユーザで使えるのならば、CPの高いHD編集ソリューションとして本気で考えなくてはならない時期に入ったと言えよう。  なお、国内ではOLIOですらまだこの手の型番にIPのつくiSCSIを扱っておらず、米国通販サイトで例えば最も安そうなやつである、ラックマウント4ディスクアレイモデルのR4 IPで調べると、

https://www.interpromicro.com/commerce/catalog/srhkeyword.cz;jsessionid=C4CBCA4918A3517053CB0339F3EABDFD iSCSI無しのポートマルチが$632(¥74,576、$1=¥118)、 iSCSIつきIPモデルが$1463.5(¥172,693) と、10万円高いのだけど、それだけの価値はあるよなと思う。。。なにしろHUBは1万円で買えるし。  あとは耐久性だろうな。日本で売られているGbEのHUBで、日常的な500Mbps以上の通信処理に耐えられるものがどれほどあるか。。半年から1年で、消耗品として交換すべきだろうな。  消耗品といえば、HDDも消耗品だろうし、仕事の場合は割り切って定期的に買い換えるのが吉。


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