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民生HD編集時代のストレージ[その2] [PC]

 民生HD編集時代のストレージ[その2]として、テープレス化の途中・過程という視点で。

 eSATAという規格は、単純だ。内蔵のHDD接続と同じ信号を外に出しただけで、内蔵HDDと外部HDDにまったく本質的には性能に違いがない。
 HDD単体の性能も、プラッタ当たりのデータ密度が上がり続けており、より高速になっている。

 DASであってNASじゃないのだが、iSCSIはNASを飛び越えてSANになるのかどうが焦点になってきたように思う。EnhanceのIPシリーズなど、この手の製品はiSCSIターゲットであり、例えばWindowsやMacOSにイニシエータというソフトウエアで、LAN経由でSCSIコマンドでこのHDDにアクセスできる。
http://www.enhance-tech.com/quicklaunch/iscsi_raid.html

 それだけだとただのNASだ。ファイル共有するには、排他処理など難しい事が必要になるが、それがSANソフトウエアとなる。これは、eSATAをDASとして使うことに比べると、導入も管理も一気に敷居が上がってしまう。

■ホットスワップ(抜き差し)前提のカートリッジ運用

 SANはiSCSIで安くはなったが、運用まで含めると敷居は低くない。なめてはいけない。だが、だからこそ、どのくらい使いようがあるのかは、トライしていく価値があると感じる。  もっとも、「そんなにめんどくさいなら、そのお金でHDDを裸でいっぱい買って、湯水のように使ったほうが楽じゃないか?」という結論に達してしまう予感がするのだけども。。。  これまで、テープを湯水のように使ってきた。撮った瞬間にストレージ。消す必要はない。 それがテープレスになると、撮った瞬間にテープレス、ストレージも再利用でき、SANなどで複数の未使用エリアを集めて有効活用できる、などと、メリットを強調してきたが、それってだれが管理するのか?ほんとうにうまく行ってるのか?という自問自答が常に付きまとった。  で、今のやり方は、DASとしてeSATA HDDを「テープ・カートリッジ」として扱ってるから、うまくいかないわけがない。3ヶ月前の素材とかプロジェクトは、消しても問題ない。  カートリッジだから、一時退避して、他のプロジェクトを突っ込める。2ヶ月後に再編集なんてこともできる。  カートリッジだから、移動のためのバックアップ、スナップショットが必要ない。  カートリッジだから、調子が悪くなれば予備にコピーして、捨てられる。  考え方はこれまでのテープと変わらない。ホットスワップももちろん対応。データコピーなどでは、普通のPCで汎用のSATA規格でドライブ扱いできる。 PS、R4 IPだが、国内でQualestで312,270円で売られていた。 https://www2.qualest.co.jp/cgi-bin/item.cgi?item_id=ENHR4IP&ctg_id=ISCSIPROD&page=1


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