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動画の編集 [HDV]

今年も子供の学芸会の撮影と編集をやってみた。

実は、本番日の数日前に、本番日に来れない親のために、公開しての練習日が設定されてて、同じプログラムを別の日にやってくれる。嫁さんが公開練習日に正面からルーズぎみに撮り、僕が本番日に前列の端からアップの抜きを撮ってみた。機材は両日ともHC3。

編集ソフトは当初iMovieで簡単にすませようか、として、やはり日の違う時系列の編集をみっちりとやる必要から、iMovieをあきらめてFCP6.0.1に乗り換え。

劇は台詞で切れる。最近は劇中の挿入歌がミュージカル風で、カラオケのDVDを再生するので、劇は問題なかったのだが、まいったのは全部自分たちのテンポで先生の指揮で歌い演奏する音楽。

基本的に、本番日の音をベースに、練習日の映像に逃げる編集なのだが、ある1点でシンクロナイズさせても、2小節くらいでテンポが外れていく。大太鼓からして、バンバン外れまくっていく。息子が「あいつはテンポがおかしいから、大太鼓なんかさせなきゃいいのに」と後で言うくらい、指揮者も見ずに1拍が速くなったり遅くなったり。

もう平均的に合ってるところでつないで、早め早めにハサミを入れ、次のカット点でつじつまを合わせるしかないんだが、まあ自画自賛するしかない程、よくもまあこれだけ緻密な編集をやって、とあきれるくらいに、フレーム精度の出し入れをやってみた。とっても疲れた。。。

で、これだけ細かい編集をやってみると、もはや取り込み時間のロスがあるからAVCHDへ行こうという感じではなくなってきている。。。AVCHDも、取り込みは速いが、その後の変換時間のロスと、展開するAICなりCanopusHQなりの中間CODECの巨大ファイルの置き場ロスがある。

でも、巨大なHDDの価格破壊もあり、数時間分の取り込みが一気に寝てる間にできてしまうのは、それはそれでうれしいことだ。その意味ではムービーのメディアには、HDDや大容量メモリーに分があるのだが。

大容量SDメモリーの価格破壊はすざまじく、16GBや32GBが1-3万円程度と現実的になってきた以上、起動時間やスタンバイ消費電力や、メディア交換やデータハンドリングを考えても、もはや20-60GBクラスのHDDをAVCHDムービーに採用するメリットがなくなってきている。

率直に、HC3(200万画素)を今メインで使っている者として、じゃあ次は何に行くべきかと、と考えると、

HG10はノンリニアで万能だが重い
HR10があまりに1メディアの連続記録時間が短い
HV20はリニアでよいのなら、ある意味万能だが、少し重い
HV10も同様で、少し軽い
CX7はビューファインダーがない
SR7はよくまとまってるが新味がないし重い

全般に
ソニーの各機はそつなくまとまってる
パナの各機は画質に魅力はないが必要十分で軽量
キヤノンの各機は静止画カメラとしても十分に役立つ
(今はHC3と同時に持ち替えでEOSやIXYを使っているから)

という状況で、キヤノンにメモリー記録の軽量AVCHD機が出そうな現在は、なかなか手が出ない。ただ、15Mbpsをもってしても、AVCHD画質は細かな所ではHDVを超えられない。よく見るとある部分のタイムワープに目がいってしまう(が、それもものすごく気になるほどじゃない)。

総じて、パナの極小な3CCD画質に魅力がない(だが軽量)か、
キヤノンのそこそこ大きなフルHD CMOS単板(同社デジカメ画質)か、
ソニーの、画質の中間的な妥協で、操作性よくまとまっている、か。

期待したいのは、CMOSベイヤー配列単板、SDメモリーにHDVまたはH.264メインプロファイル記録、29mmからの広角ズーム、手ぶれ補正、本体350g。無いものねだりだが、キヤノンのAVCHDで噂にはのぼっている。350gは無理だろうが。

超軽量のSANYOのHD700も考えてみたけど、やはりデジカメ動画を超えるものではなく、矛盾する葛藤がある。


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