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ブルートゥース ワイヤレス マイク [HDV]

SONYのECM-HW1というワイヤレスマイクを、HC3と組み合わせて、本格的に使ってみた。

お世辞にもよい音質だとは言えないけれど、後処理でEQ可能な範囲で、明瞭度が大変よく声をしっかりと拾えた。

強風が吹きあれる環境で、1mくらい離れた人の話す声をしっかり拾ってくれたのには驚いた。マイク側に本来ヘッドセットマイク用のウインドジャマーという毛むくじゃらな風帽をかぶせただけで、強風の中でぼこぼこ言う、いわゆる「ふかれ」もかなり低減できてほとんど気にならず、無指向性のただのECMも使い方次第だとわかった。

AVCHDなら5.1chのセンターマイクとして使えば、それをダウンミックしたステレオサウンドとして、周囲のSEをステレオで録りながら相手の声もしっかりと拾える。もっとよいのは、このワイヤレスマイクを相手に付けた場合に、自分が話す声と相手の話す声の両方をしっかりと録る事が出来るってことだと思う。

HC3などHDV機だとこれを使う時点で単にモノになってしまうが、それ以上に目的音がしっかり録れることが重要なこともある。受信機を外して、周囲のSEをステレオで録っておいて、あとでミックスする手もあるが、そこまでステレオにこだわるほどの状況はなかなかない。この受信機自体にECMを内蔵させて、受信したマイクの音とミックスして、あるいはCHを分けてHC3に録音できれば、なかなかよいなぁ、と思う。

今日使ってみたのは、これ。SENNHEISER(ゼンハイザー)のヘッドセットマイク用ミニジャマー。

WJM HMD \3,990 ミニジャマー 毛皮タイプウインドカバー HMD410/25用

裸のマイク、このマイクに付属のベルベットぽい布カバー、と比較して、劇的なボコボコ音低減効果あり。安いからこれを買ってもいいけど、ただ本質的にはもう少し改善できそうだ。

風帽の原理も勉強すると、いろいろと面白いことが多い。

ECMユニットの周囲に空間が必要で、そこにドーム状で、穴が開いた共振しにくく、音を素通ししやすい材質のものをかぶせることで、風が通過すると同時にその勢いをそぐことが原理だそうな。決してこのふかふか毛皮が性能の原点ではない。

ドームの容積がある程度必要なのだが、このマイクのECM自体が若干内側にあって、ケースに開いた穴3つまで少しばかり容積があるから、ミニジャマーを密着させても結構効果があったと言う訳。

手作りなものでもうまく容積を稼ぐ形状を作れれば、かなりの効果が期待できるので、地道にこのサイズにあうものを作ってみようと思う。


おしごと。 [HDV]

詳しくはかけないのが残念だけど。
慣れれば、こういうこともできる、という例を示せたと思う。


4:3のビデオカメラ [HDV]

まだまだ、4:3のビデオカメラを使っている人が多い。
僕はDVのカメラを買った時から16:9で撮っているのだけど、これだけ世の中ワイドテレビになってもビデオカメラを買い替えないで使っている人が多い、ということか。

少なくとも、DVカメラかDVDカメラになっていると、壊れない限りは買い替えないものだろうな。


地方での技術素人さん(アマビ)の時代 [HDV]

個人で撮影を楽しみ、編集をがんばる人がいる。アマチュアビデオ愛好家などとよばれている。

1990年代の世紀末、DVカメラの登場以来、時を同じくしてPCの性能向上が始まり、NLEにしてもデジタルビデオ編集が個人で買えるパソコンでできるようになり、アマビのビッグバンとなった。

それから約10年、今はHDVやAVCHDなど、ハイビジョン撮影と編集の環境が整っている。10年前のように、まずPCの自作をしなくてもよくなっている。各メーカーもより速く、より高機能にと、開発競争にしのぎを削っている。

僕は仕事でやっているのと、アマでやっているのが、半々なのだけど。双方のいい面も悪い面もわかっているつもり。

やっぱり大事な事は、チャレンジをやめないこと。あたりまえのことを、あたりまえにきちんとこなしながら、前向きに成長を目指すこと。恥ずかしがったり、謙遜して、チャンスを逃さないこと。

いろんなことに、柔軟に、臨機応変に、積極的に。最後はやる気の続く人が、最高。わかっていても、なかなか出来る事ではないのだけれど。

インターネットで世界中がつながっている、このすごい時代。難しいことは、身近な人でもわからなくても、ネットでヘルプを求めれば必ず返事が返ってくる。少し検索して調べると、大抵の答えはそこにある。

技術的に素人でも、きちんと誰かに伝えたい内容を頭の中で整理できる能力やレトリックをわきまえた人が、本当に求められている。

撮って、編集して、「あぁ!ここで撮影失敗してる!」「くっそぉ、画が無い!」と感じ、不出来な作品を他人に見てもらい批判を受けて、さらに次の撮影へフィードバックループを自分の中で作れた人は、ほっといても早く上達するものだ。

米国の18歳がFCPやShakeやAfterEffectsで作った、ショートフィルムがある。
http://www.peerlessproductions.com/films/pages/SuburbanPlight.html
まさにアマビの権化、というか、もはやルーカスの再来か、という感じなのだが、すごいのは「これを彼一人で作った」という事実だ。出演者は彼のお父さんだと思うのだが、確信はない。

MacのFCS(FinalCutStudio)の売り方がこういう方向性なのだけど、デジタル機器を使って大作を作ろう!という軽いノリなのに、出来はすばらしい。そこに必要なのは、彼のセンスと諦めないことだったと思う。繰り返しになるが、環境は整っているのだから。


編集用のストレージ [HDV]

RAID6という規格がある。

RAID5だと、1つのHDDが飛んだときに、リビルドかけると復旧できるのだけど、リビルド中にもう1つ飛ぶとアウト。全てのデータが飛ぶ。RAID5+HotSpareというのがあり、1個死んだとき、自動的に予備HDDにリビルド開始する。が、それじゃリビルド中にもうひとつ死んだらアウト。リビルドって大抵数時間から1日かかるから、この可能性は無視できるほど小さくはない。

RAID6は同時に2つまでHDDが飛んでも大丈夫な規格で、1つの障害時にリビルド中にもう1つ飛んでも、2つ目のHDD交換で、きちんと復旧できる。別々のパリティを2台余分に書く。こうなると全てのデータを失う確率は、いきなり天文学的に小さな数字になる。

例えば各RAIDの有効容量効率で比較すると、RAID5だと1つ、RAID6だと2つの冗長性が必要なので、

_______RAID0_____RAID5______RAID6
500GB x 4台 4台分2TB  3台分1.5TB(75%) 2台分1TB(50%)
  :
500GB x 6台 6台分3TB  5台分2.5TB(83%) 4台分2TB(66%)  
  :
500GB x10台 10台分5TB 9台分4.5TB(90%) 8台分4TB(80%)

と、やはり大規模な構成になるほど、効率が良いのはRAID5と同じ傾向なのだが、RAID6は信頼性が桁違いに高い。

なんでこんなことを書いているかと言えば、最近リビルドしてて、「今もう1台飛んだら、アウトだな。。」と思ったから。大規模ストレージのメンテやってる人にとっては、2台目が飛ぶ経験があるのが普通だ。

さて編集。

容量に対する要望はいくらでも増えるのだが、ただHDVやらCanopusHQやらDVCPROHDやら、と一度規格が決まってしまうと、容量は食うと言っても圧縮HD解像度の素材ビデオが絶対時間として、数千、数百時間も必要な訳ではない。そもそも、それを料理(編集)する側にも、そのリソースを消化するための人間側の限界が見えてきた。

昨今のHDDの大容量化で、家庭用に2-5TBのRAIDBOXを組んだりできるご時世、もうそろそろ大丈夫かもしれない。業務用途でも、10-20TBもあれば十分。1−2年消さなくても済むくらい持つかも、という感じだ。

ほんの2年前まで、東京で1台9GBのHDDでの、トータル360GBのRAIDアレイのお守りをしていたが、その死にっぷりと信頼性の低さに唖然としていた。今時の1台500GBのSATA HDD(3万円)の信頼性や性能は、遥かに上だろう。笑ってしまうが、まあそんなものだ。


AVCIntraとAVCHD [HDV]

この2つ、H.264には違いないのだが、AVCHDが時間軸圧縮するために0.5秒間隔でノイズが「うごめく」症状が出てしまうのだけど、フレーム内(イントラフレーム)圧縮のAVCIntraではそれが原理的に出ない。

フレーム内で高圧縮するのは、JPEG2000を使ったMOTION JPEGなどこれまでもあったが、H.264の静止画処理を連続してできればよいAVCIntraは、既にCODECチップもあり、処理系が楽に設計できて、画質も良好な割に低めのビットレートになる(50MbpsでHD編集実用レベル)ことから、今後の主流となると予想する。

ノートPCなどでも、小さなチップ一つをグラフィックプロセッサ(GPU)に乗っけておけば、軽いHD編集が行えるってこと。

また、HDVを展開してフレーム内圧縮のCanopusHQやAIC(Apple Intermediate Codec)などに展開したのと同じ関係が、AVCHDを展開してAVCIntraになることにも言える。画質劣化ほとんど無しに編集向きの軽いCODECにしながら、HQやAICではVBR可変でもどうしても70-80Mbpsクラスになってしまっていたが、AVCIntraは50Mbpsでも十分なHD画質を維持できるから、用意するストレージ容量も2−3割少なめでよいことになる。

ただ、CPUだけで処理可能なHQやAICとは違い、やはりハード依存なだけに、nVidiaなどのGPUメーカー採用にこぎ着けるかどうかで、来年大ブレークするかどうかになるだろう。


やはり [HDV]

なんとなく楽なこのso-netに戻ることにします。
見通しがよいというか、なんと言うか。
自分と同類項の「おじさん」が多いのかも?という、自分でも意味不明な感覚。

直感、第6感、虫の知らせで、「so-netで書いておけ!」という感覚があるので。


やはり移転します [HDV]

やはり移転します。so-netはまもなく8万PVになるところで、やや惜しい気もしますが、変わるなら早いほうがよいな、ということで、世界最大手のとこへ行ってみます。あちらでもどうぞよろしくお願いします。
新しいサイトは、http://moo883.blogspot.com/ です。速度が落ちないし安定してます。

ですが、IEで表示レンダリングがでない、空白ページの表示現象は、なんということはない、IEのバグでした。ずっと治ってないらしく、有名なモノらしい。

Blogger標準のタグがこの順序じゃないのだけど、MetaDataとtitleのタグ2行を入れ替えるだけ。
こんな風に、Metaタグが先にこないと、IEはレンダリングに失敗するそうな。
===
<head>
<$BlogMetaData$>
<title><$BlogPageTitle$></title>
===
笑ってしまうがFirefoxを使ってると、IEマジョリティにいじめられるんだなぁ。
こんな目にあう。これが現実。お騒がせしました。


手ぶれ補正なしデジカメ購入 [HDV]

うちの今のデジカメは、EOS Kiss(630万画素)、IXY DIGITAL320(300万画素)というラインナップ。OptioWPiを見失っているので小型モデルを物色していた。

世の中手ぶれ補正デジカメ全盛だが、階調表現とか、レリーズラグタイムとか、快適に高画質で撮影できるかどうかが評価基準じゃない気がしていたが、昨夜思い切ってIXY DIGITALの700と70の2台を購入した。

 IXY DIGITAL70        IXY DIGITAL700
700は700万画素、70は600万画素、ともに手ぶれ補正なしの、旧来のIXY DIGITALの完成形という感じのモデル。特に700は展示品現品処分で、もう在庫がない。これを逃すと1/1.8は買えないかもしれないし、かなり安かった(70のほうが高かったくらい)ので、先行投資として買った。

ISO400や200が解像度の割りに使い物になるので、実際のところフラッシュ撮影か、高感度撮影かなどを、状況によって使い分けることになるだろう。それよりも店頭でほかの手ぶれ補正のカメラを手に持って、連写性能が思った以上に反応が悪く、鈍かったのが決め手だった。700や70は、それぞれ1/1.8インチと1/2.5として、画質は反応速度の完成度は最高で、とにかくさっと取り出しバチバチたくさん撮って、いいものを選択するという用途にはいいようだ。


9月10日発売のはずのUX1がもう店頭に [HDV]


9月10日発売のはずのUX1がもう店頭に並んでいますね。ヨドバシ、コジマ、ヤマダにはありました。そんなにバカ売れしている感じではなかったかな。各店とも16万円台でポイントをつけるという感じでしたので、店頭で最も高い部類に違いありません。(FX1は除いて。)

同時にキヤノンのHV10も店頭にあり、販促していました。HV10の画質のよさは、その場に合ったSHARPの液晶テレビでも十分わかりましたが、素人的には難しい差ではあります。

面白かったのは、子供が「見てくる!」と言って、何を見に行くのかと思ったら、SD画質とHD画質の比較ビデオ展示を真剣に見てて、笑ってしまった。


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