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Woooケータイと、KDDIの未来。 [テレビ]


1円で日立のWoooケータイW62Hというものを買い、auの庭に初めて入った。動機は、職場の窓のない部屋が、KDDIのauだけがまともに電波が強いことがわかったから。「動作が遅い」と評判が悪い機種だと買った後で知ったが、もっと遅い機種を使ってたのか?その遅さを認識できないから、幸せなものだ。

今出ている最新型H001、その前のW63H、の、その前の旧旧型ってことになる。カメラが200万画素しかない(十分だけど)とか、インサイドカメラが無いとか、ちょっとデザインに癖があるってあたりが旧型。それ以外はあまり変わらないっていうか、ワンセグやGPSからお財布まで全部入りモデルで、縦と横に開く流行を先取りしてる。

この機種、なんと、15fpsのワンセグ放送を30fpsに倍速化してくれて、動きも非常になめらか。電池で動くようなこの手のモバイルテレビで、H.264デコードするだけでも大変なのに、倍速補完までやるチップの余力があるのか、不思議なほど。自分で発光する有機ELディスプレイで黒が締まってて、暗い部屋で見てもOK。明度を落とせば省電力で、自然な階調で高画質表示される。常時バックライトが点灯し続ける液晶じゃ、こうはいかない。

ワンセグは普段はそんなに見ないんじゃないか、と思ってたけど、意外に時間の隙間に見るもの。特に横開きするとワイドディスプレイでワンセグが起動するので、細かく設定が必要ない。PCやネットしながら、PCと独立した情報の窓があるのは、なかなかよい。

デフォルトで字幕がONになってるんで、ぱっと見で数秒間のシーンの内容が把握できるのも、よい点。テレビ局の字幕放送は聴覚障害者対象に始まり、数年以内に100%を目指すような方針だけど、聴覚健常者にもすばらしく有用なのだった。

深夜にネットで調べ物してても、思わぬいい番組の再放送に当たったり。今やってるNHK総合の「ようこそ先輩」も、なかなかいいな。

また、auがやってるマルチキャストサービスで、無料でニュースや天気を配信してくれる。それをガジェットとして、待ちうけ画面においておくこともできるが、それにもパケット料が発生しない。なんとも太っ腹だが、それをあまり宣伝しているように感じられないのは、パケット無料!という宣伝文句が誤解を生みやすいからだろうな。

同じマルチキャストで、深夜に配信するEzチャンネルというものがあり、これに月315円で加入すると、WNウェザーとかNNN24とか、ローソンチャンネルとか、動画コンテンツも安い定額で受信できて、内部に蓄積。暇なときや電波がまったく受からない環境で、数日間、モアチャンネルとして見ることができる。

また、さらに同じしくみで、緊急地震速報が、標準装備。テストでウゴウゴ言ってくれる。これほど安い地震速報端末はないんじゃないか、と思う。

完全な放送インフラとまではいかないけれど、auのWINでのマルチキャストは、すばらしい同報インフラだと思う。すでにauのWINでここまでやれていて、地道にワンセグ放送を誘導フィーダーにして自社コンテンツへ誘導して、これでもかと有料パケット消費を促し、マルチキャスト蓄積放送まで手がけている。

次世代のWiMaxをやるべく準備を進めるKDDIは、すでにここまで放送を取り込んだ近未来通信ビジネスモデルができている、という印象を受けた。

非PCであるau Boxが大ヒットしてるのもあわせて、遅まきながら、KDDIの経営者のセンスに拍手だ。

地デジが、単なるアナログのデジタル置き換えでしかなく、何の新味も提供できずに視聴者を失っていく放送局。コストアップと収入ダウンで青色吐息の放送事業者は、これから別周波数の獲得とサービス拡充、あるいは、ただのコンテンツ製作会社に今の既得権益持ち分を下げて選択と集中を図るなど、何らかの厳しい選択を迫られるだろう。

どちらにせよ、その時の経営者のセンスが悪い会社は、つぶれていくしかない、という当たり前の市場原理が働くと、コンシューマに新しい技術や世界を示すことができんだろうな、と、思った。

今回は、いろんな意味で、いい買い物をしたな、と思う。

朝ドラのコラボ [テレビ]

NHK・朝の連ドラ収録でネット中継の技術協力http://www.richcontent.jp/managerroom/mr03-01.html

毎日、朝でない時間帯で見ている今の朝ドラだけど、6月30日放送予定分で「おもてなしの心」の?ストリーミングをする内容になってて、その技術協力にJ-STREAMさんが協力したのだそうです。

ある意味、究極な放送と通信の融合事例かな、と思った。

よくも悪くも、ともかく反響が楽しみですねぇ。

今のドラマで、ケータイやメールなんて通信手段は当たり前。ケータイの電源切れている状態で、喪失感や虚脱感を脚本化が表現しなくちゃならない時代、「心のこもったおもてなし」を信条とする老舗旅館とストリーミングの取り合わせってのも、なかなかいいですね。

 


10万PV行ったようです [テレビ]

年末年始の間に10万PV行ってました。ごらんの皆様ありがとうございます。
また、今年もどうぞよろしくお願いします。

年末年始は嫁さんの実家で、紅白半分見て、ゆく年来る年を初めて見る長男(1年生)と見ながら、年を越しました。ごーぉんと鐘を付く光景を真剣に見てましたが、
「この人たちは、何時にここに来たんでしょう?」
「うーん、9時か、10時?」
「ぶっぶー、昼過ぎにきてから、5回か7回くらい練習してまーす」
「どぇーーー??」
などという会話の後、寝ました。

■ ■ ■ ■ ■ ■ ■

ブログやmixiなどのSNSで、YouTubeのアドレス引用で実質的にVODコミュニケーションが成立してますね。これは一度やったら、病み付きになります。

動画の撮れるケータイもデジカメも(もちろん小型ビデオカメラも)いっぱいあるので、blogやSNS+動画っていうコミュニケーション方法は、新聞+テレビに匹敵する新世代ツールだと言えます。だからGoogleもYouTubeを買ったのでしょう。

ケータイも、ワンセグやリンク広告など、進化と連携は止まらないので、今年は

もっともっとパーソナルに活用する人 (めちゃくちゃ情報通な人)
   vs
ぜんぜん使わない(使えない)人   (ぜんぜん情報にうとい人)

の格差が広がると予想します。

ワンセグケータイはどんな人でも普通に使えるかんたんな機種が出てくれば、普及に弾みがついてくるでしょうし、非常受信ラジオ代わりに、大災害等で非常放送受信機として普及するのは間違いないですね。電池内蔵で何時間も受信できて、発信もできる究極のツールかもしれません。

動画撮影し、コメントつきでアップロードして、公開/紹介され、それにさらに大きな反響がつく、ってのが、流行ると予想します。

てな、思いつきで、試してみました。


PCディスプレイとTVモニター [テレビ]

小寺氏がブログで、大画面液晶TVがPCディスプレイ化、というか、もともとプログレッシブだから技術的には簡単で、メーカーも使用スタイルまで含めてちょっと考えてよ、という話を書いている。

昨年末だったか、PC用にDELL24インチ液晶を買って、まったく同じように感じた。リビングにブラウン管の36インチハイビジョンテレビがあっても、PCデスクに24インチ液晶があれば、よほどのHDフルスペック素材でなければ、PC内蔵のTVカードの映像や、DVDドライブの再生する映画映像でも、予想に反してもうかなり満足してしまった。視聴距離が1-2mの24インチは、4mの36インチより迫力があり、解像感も十分。妥協できる中間的なサイズと、くつろいで使えるキーボード・マウス関連のインターフェースを真剣に開発すれば、次世代TVってPCそのものだったのか、となる予感がある。

テレビとIPの融合は、結局、PCの映像表示能力の向上でオールインワンになる可能性を、身をもって実感してしまったのだが、小寺氏も同じ感覚を味わったのではないだろうか。チューナーカードのTVのチャンネルやボリュームの操作や、高解像度の番組表からの予約録画設定などは、TVのリモコンよりも操作しやすいし。


テレビにマウスが標準装備される日 [テレビ]

PCにテレビボードを入れてから、最近はせっかく買ったHDDレコーダーの出番が少なくなった。

少し前までは、「どんなにPCやチューナーカードの性能や機能が向上しても、単体のビデオデッキのリモコンでの操作性のほうがいい」と考えていたし、だからHDDレコーダーを3台も買った。が、考えを改めた。現在、僕はドラマやら情報番組やらのほとんどを、PCで見ている。

マウスやキーボードによる録画再生制御の操作性を一度知ってしまうと、戻れない。レコーダーのフル機能リモコンは、各社工夫を凝らしているが、それでも録画再生制御で、PC画面を見ながらのマウス操作や、フルカスタマイズ可能なショートカットキーなどを一度知ると、戻れない。

あと、速見機能の性能。速見が必須だというのも、この選択の大きな要因のひとつ。いまどきのPCのCPUパワーを持ってすれば、大変スムースな音声変換を伴った速見が可能。HDDレコーダーの1.5倍速より、PCでの2倍速のほうが聞きやすいし、実際に聞き取れる。DVD映画だろうとTV録画だろうと、同じ操作で速見できるし、クオリティも高い。字幕つき海外ドラマは、2.4倍速でも十分内容を把握できるし、発音も聞き取れる。日本語ドラマでも、1.4-2倍速の速見でかなり快適に視聴でき、撮り貯めたビデオを消化する最良の方法だ。

またWEBからWMVやQuickTimeのHD画質を堪能できている。光でリアルタイム以上のスピードで落とせる。これは家電HDDレコーダーにはできない芸当、というか、操作が複雑になりすぎて、あまり意味がない。

PC用17インチディスプレイでも、通常のPCでの距離でビデオを視聴すると、視野角としては大画面テレビと同等になってしまうという事実。さらにワイドな高解像度液晶も10万円しない。

HD解像度の36インチハイビジョンテレビを、PCディスプレイにするべく、新しいグラフィックボードを買った。今週にもインストールする予定。1080i表示36インチでPCを操作することになるとは、われながら考えても見なかった状況だ。

来年は薄型TV(PC内蔵)ってのがヒットする予感がする。ファイバが家庭に入り、当たり前にWEBサイトから番組をダウンロード視聴する機能が備わるだろう。TV・IP電話も。真のTVと通信の融合は、身近なところから普及するだろう。

PS
今日は立冬。
リビングにPCを置き、通電していると、リビングの暖房に貢献できるから、暖房器具の消費電力を抑えることができる。PCの消費電力は最終的にすべて熱になるので。
東北の冬は寒いらしいが、冷えた部屋にPCをサーバー的に通電させておくこの使い方は、何も仕事をせず発熱だけする暖房器具よりエコロジーだったりするな、などと嫁さんと話したのは数ヶ月前。


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