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戦場のピアニスト [映画]

以前から気になっていた作品で、やっと見る事ができた、カンヌ・パルムドール作品。

ポーランド・ワルシャワでのユダヤ人とポーランド人の関係が、とてもわかりやすく描かれ、英米とナチスドイツとソ連という大国に翻弄されながら、ユダヤ人が第2次大戦で絶滅させられそうになった歴史経緯が、時系列で一人のピアニストの波瀾万丈な人生を通して語られる。

実話として、引き込まれるストーリーと、存在感のある主演と、かなりしっかりと吹っ飛ばす編集の時間経過表現がすばらしい。

日本語で言うなら、「諸行無常、盛者必衰」をテーマとして、監督・編集した感じだ。

また数年以内に見たいと思わせるものでした。

監督:ロマン・ポランスキー
出演者:エイドリアン・ブロディ、 トーマス・クレッチマン、 フランク・フィンレイ、 モーリーン・リップマン
収録時間:148分
レンタル開始日:2003-08-22

Story
『水の中のナイフ』の巨匠、ロマン・ポランスキー監督が実在のピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンが綴った回想禄を基に映像化し、カンヌ国際映画祭パルムドール、アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した戦争ドラマ。 (詳細はこちら

CarsとOneManBand 「カーズ」にはまる [映画]


http://www.pixar.com/jp/feature/cars/index.html ピクサー
http://www.disney.co.jp/movies/cars/ ディズニー
こどもつれて、吹き替え版「カーズ」を見に行った。
「どうしてあのまっくいーんは、レースちゅうに、やまみちのドライブを思いだしたのかな?」
「あのピストンカップは、ただの入れものだって、あの、おじいさんがいってた」
という会話。

少し立ち止まって、周囲を見渡して、きれいなものをきれいだと感じてみよう。息絶えるまでしゃかりきにつっ走っるように働くことは無意味で、単純にかんたんに「こうだろう?」っと問いかけている映画なんだが、こどもたちにも何かしら感じたようだ。

それぞれのキャラクターに、自分を投影してしまう「つくり」になってる。やっぱり僕はマックィーンとドクの中間だろう、足して2で割った感じがする。両方の言い分がわかる中途半端さがある。
歳相応だな。

DLP Cinema劇場だった。とにかく、映画(Film)らしからぬ、ゆれ(ジッター)の少ない、きれいな映像だった。
フルHD、マッハバンドは見えない色深度、圧縮で崩れない映像。

例によって、今回の本編が始まる前の短編映画で、Pixerはワンマンバンドを上映した。

http://www.pixar.com/jp/short/omb/index.html
アニメの不文律のご他聞にもれず、これも「子供をナメるな!」というメッセージがこめられている。演奏合戦がハーモニーと化すシーンは圧巻で鳥肌もの。

CGで人間を表現するのは難しい。だから当初、無機質な「おもちゃ」から始めたのが、「トイ・ストーリー」。1990年台はふつうにCGをつくると「プラスチッキー」なイメージになりがちだった。

バグズ・ライフでは、マッピングを工夫して、植物や虫たちの質感表現にチャレンジ。また、大勢のアリたち全員に違う演技をさせることができるようになった。
次のモンスタース・インクでは、キャラに毛をはやして、風にたなびかせたりできるようになった。Mr.インクレディブルで、超人的な人間を、もはや普通の俳優として「出演」「演出」できるようになった。

そして今回の「カーズ」はあえて無機質な「くるま」に戻しながらも、まるで生きているように、タイヤを手足のようにバタつかせるキャラを多数出演させてる。モーション・キャプチャー技術の、ひとつの集大成と言っていいだろう。全キャラに、人間の演技指導がいるんだろうな。

その一方で、ストーリー・テリングがほぼすべてだ、といいきる集団になってる。もはやCG製作会社でなく、映画ストーリーの煮詰め会社、といってもいいくらい。ストーリー(展開)を煮詰める時間のかけ方が、半端じゃない。

CGはある程度のお金をかければある程度のクオリティが出せるけど、内容が伴わなければ誰もその作品を見ない。ただ個人的には、この映画、BD-ROMか、HDDVDか、とにかく高解像度で見たいがために、ハイビジョンプレーヤーを買う動機になり得る。この映画のために10万つかってもいいかな、と。非常に細かい部分の「こだわり」が、DVDでは見えないだろうな、と、映画上映を見て感じた。
この映画ほど、WEB予告編と上映を見ての「ギャップ」が、良い方向で大きかったた映画は、過去になかったし。キャラの性格に感情移入してしまうほど。

と、ふと思いついて調べてみたら、HD版の予告が公開されていた。
http://www.apple.com/trailers/disney/cars/hd/
うちはQuickTimePro7.1導入済み。
1080pを、フルHDで見ると、これはもう、すばらしいのひとこと。(これを見ることができる人は少ないだろうが。。。)空気の密度まで表現として作りこんでいる。。。。色の出し方も、すばらしい。。
720pでもかなり満足できる画質だ。やっぱり24コマの世界は、動きの情報がけずられて少ない分、色や奥行きに行くな、と再認識。

でもって、キャラクターグッズを大量に仕入れた。。。かなりの商品が既に「売り切れ」で、出遅れ気味を実感しつつ、子供用のTシャツやらバッグ関係、それに希少品のこのジョギングシューズも下の子用に1つゲット。目立つだろうなぁ。。。

そうそう、トミカ(ミニカー)のトミーが、カーズのラジエター・スプリングスの町並みを、商品展開で再現するようだ。もちろん、キャラのくるまたちも、全部トミカで順次発売してくんだろう。既に主人公や他の仲間も、ほぼ完売にちかい。


KINGKONG QuickTime GRADING [映画]

映画のリメイクって、たしかにいっぱいあるんだけど。
KINGKONGの高解像度トレーラー(予告編)を見て、興奮してしまった。
(HDを見るにはそれなりに高性能なPCが必要)
ずいぶん昔、見に行って、それなりに感激したのを思い出した。
これは見に行かなくては、と思ったよ。

専用のサイトがあって、ポスプロも架橋だそうだ。GRADING、は、個人的に最も興味を引かれる分野、というか、まじめにやっていかなくてはならないのだけど、仕事としてではなく、趣味としてやらざるを得ないのが悲しい現実だ。

2:40のメイキングを見てもらえばわかるかもしれないけど、CGのモーション・エディター部隊がいて、人間の俳優がKONGを演じて、CGの元になっている。目の奥に光る喜怒哀楽をCGでどこまで出せるか、シーンとしてみた場合に、どこまでCGに感情を表現させられるか、ということにまじめに取り組んで、かなりの成果を出したかもしれない。

いまどきのリメイクは、当時は予算的にも技術的にも不可能だった演出を、力の限りCGも使って実現しちゃうって感があって、個人的にお金を払って映画館に足を運ぶ1人として、「エンターテイメント」性がお金に見合うだけあって、例えば最近は子供をつれて行くことも多いけど、楽しめて、なにかしら心に残るものがあるなら、満足。

共通する消費者マインド・視点は、「いいモノには、金を出す」

それにしてもQuickTimeは、すばらしいプラットフォームだ。CODECに縛られない、ビデオ・オーディイオ・メタデータをカプセルにして運べて、柔軟に改良できる。消費者向けパッケージファイルから、業務用映像受け渡しコンテナにもなる。


ミュージカル [映画]

http://www.shiki.gr.jp/applause/cfy/story.html
一昨日、劇団四季のクレイジー・フォー・ユーというミュージカルを見にいった。子供を2人つれて。
内容はなかなか面白かったし、タップダンスパフォーマンスもなかなかすばらしいものを見せていただいた。子供らは大変に感動していた。またこういうのがあれば連れて行くとしよう。

しかし考えさせられることと言えば、よっぱらいザングラーが階段から落ちそうになったり、頭をぶつけたり、の笑うべき面白いシーンなのに、客席は沈黙。この土地の人はコメディーを楽しむ事を知らない。
上の子が劇場内でただ一人ケラケラ笑っていてその笑い声だけが響き渡っていたが、主役がその笑いに応えるかのように、笑いを取りにいく粘った演技をしていたが、プロ根性を見せつけられていたく感心した。

前に座っていた集団の大人(女性と隣の女の子にもそうさせていた)が身を乗り出すようにすわり、後ろのわれわれのシートの視界を大きく妨げる行為があり、係員に注意されるも居直ってやめない確信犯で、やはりここはミュージカルをみんなで楽しむような土地ではなく、これが普通の田舎マナーなのだと痛感し残念だった。

劇団四季の係員が大変申し訳なさそうにしていたが、まあ当たり前だな。一人なら退席・返金を求める事態だが、あえて子達には悪い見本を見せておこうと思ったので、子達の視界確保策を無理やりに背もたれに高く座ることで取れたのでよしとした。最後列だからできたが。


ダースベイダーと記念写真 [映画]

じょーくん、こわがって近付けないので離れて撮影。
しかしグッズ売り場の長蛇の列には、恐れ入ったし、
Special thanks to、SONY Atsugiクレジットにはまいった。
Fujinonと共にSR関連で相当な便宜供与したのだろうなぁ。
今後の仕事に影響が出そうな予感。。


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