NV24HDのFCP6対応を見極め。 [NV24HD]
コンテナは.mp4拡張子のMPEG4(QuickTime準拠か)、
ビデオコーデックはH.264、
オーディオコーデックはAAC。
FCP6で編集するには、AVCHDなら、専用のメニューから自動変換してくれるんだがなぁ、と試すも、やはり「構造が違う」などと怒られる。そりゃま、あのBDMVフォルダはないし、STREAMフォルダもない。ふつーなDCIMだ。iPhotoで自動的に取り込み対象ですらある。
ビデオはAICかProRes422あたりに変換し、オーディオは16bitリニアPCM48kHzに変換するのがよさそうだってのはわかってたから、QuickTimeの書き出し(エクスポート)で試行錯誤するもダメだったが、Compressorで色々と試行錯誤した結果、うまくいった。
ProRes422, AIC, HDV720P30(正確には29.97)の3種類つくって、それぞれが、FCP6のそれぞれのCODECのシーケンスに貼り込み使える(レンダリング無しにリアルタイム処理で再生可能)って事を確認できた。
つまり、
MPEG4/H.264 >> ProRes422(またはAIC、またはHDV)
AAC 16bit >> PCM 16bit
ピクセルサイズは変更無し、1280x720、29.97fps、
これで、FCP6側は簡易セットアップの各設定でOK。
で、調子に乗って、Compressorのドロップレットを作成。
で、このようにサイドバーにエイリアスを置いておくと、あとはDCIMから.mp4ファイルをまとめてドロップすれば、書き出し先指定のフォルダにトランスコードされて行く。
HDVテープから1本1本取り込むのが、1度のドロップで済むようになって、大満足です。
AVCHDを買ってしまっていればこの環境を既に持っていた事になるんだけど、この気軽な軽さと、24mm相当なワイドレンズのHD動画の撮影編集できるすばらしい環境は、待った甲斐があったという感じがする。
NV24HDが届いた [ビデオ]
前回の個人輸入から日が経ってるのだけど、今回初めて個人輸入でトラッキングが出来た。
一昨日、「UPSで発送しました」メールがきたその日のうちに、ニューヨークマンハッタン中心部から、JFKエアポートの地区へ移動、昨日には成田到着、通関して今朝には配達。消費税を払って受け取り。
最近、優先度の低いメール便などを多用してるせいか、やはり地方に住んでいると、通販については個人輸入が早い、と感じてしまう。関東から通販でものを買うのと、あまり変わらない。
情報通り、立ち上げてまずLanguage(言語)選択。日本語を選んで、何も考えずに取説読まずに、普通に使える。
やはり情報通り、パナソニックLumixシリーズに良く似てる。外観や操作性。あまり迷わない。
後ろのディスプレイが、自発光する有機ELで、発色が非常によい。その周辺のボタンが、触るだけでディスプレイ内の該当アイコンが薄く色が替わり、押すと決定になるんで、素人向きで操作は迷わない。
720P動画に期待して買ったのだけど、静止画も充分使える。10.4Mピクセルを等倍で見ると暗部のノイズ処理やら補完処理やらで、昨今の日本製と比べてしまうと厳しいが、600-700万画素として見れば充分な画質。
DCIMフォルダの名前は、100SSCAM。サムソンカメラ、か。
720P動画はSDC10012.MP4という命名、普通にQT再生可能。Macで「情報を見る」と、
種類:MPEG4ムービー、大きさ:1280x720、コーデック:H.264 AAC、チャンネル数:2と、いたって普通。音もそこそこのステレオ感がある。
知らなかった事と言えば、充電器がUSB端子のみ出てるタイプ。他のUSB充電する機器は、兼用できる。そのACアダプターから、USBケーブルで充電する。PCにUSB接続中はそのまま充電されるから、普段はPCにぶら下げて取り込み終わった後、ほっとけば内蔵リチウムは充電済み状態と、非常に理にかなった方式だ。取り込み試写PCがあれば、充電器は無理にいらないけれど、小型だから持参するような気がする。が、出先のUSB端子をちょっと借りて充電、なんて事が普通に出来る。このあたり、ビデオカメラというより、やっぱりデジカメ進化系だな。
2GBのSDカードをIXYから抜いて差し替えて、42分くらい動画が撮れる。8GBで3時間くらいか。
我が家の1週間くらいの旅行では、8GBを2枚消費するくらいだ。5時間弱の動画と、数百枚の静止画。で、8GBを2枚注文済み。最近の際安SDは8GBが3千円、16GBが6千円切るほどで、何度も繰り返し使えるから追加に躊躇はしない。
ただ、本当にポケットに入るから、動画撮影の機会が増えると予想できる。実はこれが最大の購入動機で、XactiのHD700などと比較しても、広角で軽くてよさそうだ。
SamsungのNV24HDというデジカメ [ビデオ]
Video8 vs VHS-C アナログコンパクトムービーで旧8mmフィルムムービー層の掘り起こし
Hi8 VS SVHS-C アナログコンパクトで高画質化
DV デジタル化
HDV デジタルハイビジョン化
AVCHD テープレス化
AVCHDの分化 SDメモリー、メモリースティック、HDD、DVD、内蔵フラッシュ、、、、
と来てて、メーカーが提案したこの流れを、一般のパパママさんたちが支持してきた。というか、支持されて、生き残った。これがメインストリームと言っていいだろう。
他に、デジカメ動画撮影機能の発展系があった。PanaのSDカメラ、SANYOのXacti、JVCのMPEG2 HDDカメラなどの系譜があり、それぞれにコアなユーザーに支持されてきた。
ところがここに来て、フラッシュメモリーの価格劇落から、この2つが合流しつつある。
SDメモリーカード記録のAVCHDカメラと、Xacti HD1000あたりは、ほとんど使い勝手やターゲットとする消費者が変わらないと言っていいだろう。
で、表題のSamsungのNV24HDというデジカメが、720P動画が撮れるデジカメで、注目している。
http://www.samsungcamera.com/product/pro_view.asp?prol_uid=4146&cat_uid=75
http://www.slashgear.jp/2008/03/post-2421/
ムービーとしては非常に小型。光学系や処理エンジンで画質に妥協がない。
10.2Mピクセル、720/30P H.264動画、24mmからの3.6倍ズーム、リチウムイオン充電池。
HDMI出力。光学とイメージセンサでの手振れ補正。
AMOLEDという自発光する有機ELディスプレイ。
韓国サムソンの開発/発売なので、実は、日本で売ってない。米国からの個人輸入に頼るのが、現実的な選択。2ちゃん情報では、Language(言語)選択になんと日本語もあるらしいのに、販売網とかサポートで苦労してるサムソンらしく、日本国内発売は未定。どうやら日本からの注文が殺到しているらしく、毎週のように米通販サイトの価格が上がってる。2週間前までは$250-299あたりに最安値があったが、現時点では、$319から$400超えてる所も。
サンプルムービーを検索して、映像を見たが、この大きさと軽さと24mmワイドでの画質はすばらしく、はっきり言って国内メーカーAVCHDやXactiなどは全くおよばない。
PanaのLumixのH.264動画は、856x480のSD動画で、光学28mm画角のものだけど、あれを1280x720/30Pにして、より広い光学系を得たような印象だった。
つまり、日常の室内スナップから旅行での風景までオールマイティで、家庭用ハイビジョンムービーのターゲットとしては、これまでに見たことのあるものの中では最高によかった。
(運動会超望遠を除いた場合だが。)
SONYやPanaは、やろうにも出来ない事情がある、と言うだろう。確かにこういうデジカメを出してしまうと、AVCHDマーケットが消失してしまうという恐怖感でいっぱいだろうし、だからこそSamsungにこういう形で出し抜かれてしまうのだろうが、もう趨勢はメモリーデジカメに動画まで統合していく流れになっているのだから、もういい加減にポケットハイビジョンムービー兼静止画デジカメを出すべきだ。
希求ポイントは、もう既にどこかも言ってるが、ハイビジョンムービーでスナップだろう。日常のスナップにハイビジョン動画が入ってくると、その処理や通信にIT機材がバカスカ売れるのだから、大手を自覚するなら、やらない方がもったいない。
BCL再入門 [BCL]
ありもののスピーカーケーブルで、段ボールに1周1m強のループコイルを巻き、ビニール袋とアルミホイルでバリコンつくって、なんとなくいいかげんに作ってみたら、きちんとAM周波数で共振できて、なんとも経験したことのない、ものすごい高性能。部屋の中で、電界も低いのだろうが、このアンテナは磁界があればよくて、電源ノイズも避けられるようで、低ノイズ。
その後、バリコンを買いつないだけど、バリコンなんて簡単に自作できるんだなぁ。
いにしえより伝来のBCLラジオ、ナショナル クーガー2200と、この中波ダンボールループアンテナの組み合わせは、日本中のおよそわかる限りの遠距離の局を、ほとんど受信できた。
ここ東北から、東京キー局は全てOK。大阪も、東京よりよく受かるくらい。北海道のSTVやHBCの、さらに下位の室蘭とかの1-5kw中継局まで受信可能。
熊本や大分といった、遠距離でやや出力が低くても、フェージングがありながらも受信可能。
昔、小学生でやってた頃は、こんなに遠距離は無理だったけど、どうなってるんだろうか。
またBCLをやってみたくなったので、色々と物色してみて、FT-1011をオクでお安くゲット。
一応開局してるから、変更申請すればHFで交信もできるのだけど、15mはまだあまりよろしくないコンディション。7MHzで、あくせくとQSLカードを集めるのも。。。
余ってたBS/CSテレビ用の同軸ケーブルで、直径80cmほどのシールドループアンテナを自作し、ベランダにビニテで軽く固定してぽいっと立てて、同軸を引き込んでFT-1011につないでみた。ノイズの低さに驚く。
まず適当な長さで同軸をひんむいたところ。
すずメッキ線で固定して、末端のシールド線をはんだメッキしてオープンのまま、末端の芯線だけ給電部のシールドアースに落とす。
ホットボンドで防水加工。
このあと、チョークを挟む。
ベランダに落ちてた、子供の虫網のやぶれたものを分解して、1mほどの竹ざおマストとして利用。竹竿先端に固定。
が、やはりこのリグ(無線機)は発売時には最高級であっても、外部スピーカーが前提で、内蔵スピーカーが今イチでクーガーにさえ音質で負けるから、ちゃんと外付けを考えなきゃいけない。KENWOODミニコンの余ったSPをつなぐとすばらしくHiFiなんだけど、低音が出過ぎ。GEQかパラメトリックEQが欲しいところ。内蔵のデジタルEQは、Onにするだけでずいぶんと帯域が狭くなり、あまり了解度を上げられない。無線機やラジオのスピーカーについては、また後日。
ノッチと、レベル可変ノイズブランカーは、非常によく効く。
昔と違って、BCL環境が様変わりしてる。
まず、家庭内のノイズの多さに、驚いた。調べてみると、確かに昔は家全体で20A程度で、スイッチング電源も全く使われてなかった。今は、最低30A、うちは50Aにしてるけど、そのほとんどにスイッチングレギュの家電がぶら下がってて、家庭内のAC配線に沿って、HF帯にすごいノイズが放射されまくってる。
やはり、通信機型受信機や無線機など、金属の箱にノイズ対策をされておさまってるラジオに、普通のプラスチックラジオはかなわない。
昔の木造2階の実家の部屋の中では、ロッドアンテナを延ばしただけで、それなりに受信できたが、今の鉄筋とアルミサッシの部屋で、このノイズまみれでは、外部アンテナが必須。あるいは、ホタル族のように寒いベランダでアンテナを延ばして聞くと、その劇的な感度の向上にびっくりする。
各国の国際放送では、モスクワ放送>ロシアの声、北京放送>中国国際放送、朝鮮中央放送>朝鮮(チョソン)の声、などと、呼称からして変わってるのだが、、ブランクの間にドイチェ・ベレとかBBCとかが、日本語放送をやめてしまってるし、FEBCフィリピン、ラジオオーストラリア、バチカン放送なんかも、もう日本語はない。
ちょっと調べてみると、ポッドキャスティングやRealAudioなど、短波に比べれば非常にクリアに同じ内容をインターネット配信してるから、わざわざ何万円も投資してノイズまみれの放送を聞くのは懐古趣味と言われそうだが、両方の使い分けがありだと思う。最近は、昨夜聞いたロシアの声のニュースを、ポッドキャスティングでiPodでクリアな音声で聞きながら出勤し、お昼のニュースに突っ込み入れてたりする。
ポッドキャスティングの、VOAの Special Englishは小中学生の英語教材に最高だろう。
自分自身も昔と違ってて、VOAやVOR(Voice of Rossia)の英語が8−9割聞き取れるから、アナログにVFOダイヤルを回しながら、未知の英語放送に聞き入ってしまうこともあり、なかなかBCL本来の醍醐味が味わえる。
ソニー HDR-TG1 [AVCHD]
個人的に待っていたCX1の後継が出たが、やはりというか、サンヨーのXactiシリーズに近いポジションになってきた。
微妙にコンセプトが違うのが面白いのだけど。
今回ソニーが「ハイビジョンスナップ」という概念でプレゼン発表したのだが、まさにそういうことを1年以上考えていた。撮りたい場面というのは、実は運動会や発表会などのイベント意外にもいっぱい転がっているのだけど、200gを切っているデジカメは常時携帯できても、500g以上のビデオカメラは無理だ。持っていなければ、撮影できない。
この新型のTG1は300gで、常時携帯には、まだ微妙に重い。
言いたいのは、画質が多少悪かろうと、軽い、小さいと言う事は、間違いなく正義だ、というポジションがあるということ。その意味ではSD解像度でも、常時携帯している携帯電話に内蔵された動画モードでもいい、というくらい。
720Pでよければ、Xacti DMX-HD700を選択すれば、214g(電池メモリー込み)となる。1080iにこだわるなら、DMX-HD1000となり、310gと同程度になってしまう。
やはり画質を追求する面と、普段の生活スナップのための常時携帯用機材には、それなりに求められるスペックと領域に違いがあるなぁ、と、改めて考えさせられた。
新幹線車内でのインターネット接続が可能に。早ければ2009年春にも [通信]
新幹線車内でのインターネット接続が可能に。早ければ2009年春にも
やっとの感が否めませんが、トンネル出入りでも切れないんだったら、skype端末を持ち歩く有力な動機付けになりますね。
ただ
列車内においては一般的な無線LAN規格を利用したアクセスポイントを設置するため、利用時に特殊な装置は必要ないとしている。通信速度は1列車あたり下り最大2Mbpsになる。
との事で、1列車あたり多ければ数千人単位の乗客がいる事からも、結構帯域が細い。
PMW-EX1の立ち位置 [HDV]
AV Watch 小寺さんのZoomaより
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20080227/zooma347.htm
PMW-EX1の動画サンプルが、300MB近くと大きいが、ダウンロードできる。
氏も書いているように、SONYでのXDCAMはHDCAMの格下という位置づけなのだが、このカメラは別格。動画をHDフル解像度で見るとわかるように、MPEG2のこのビットレートなりの細かい描写での甘さはあるのだが、それはより上位の500-1000万円クラスのプロ機材と比べてのこと。
1/2インチのフジノンレンズとイメージャーが、うまくマッチしたんだろう。この価格では、レンズは実質10−20万円というものじゃないかと思うが、この価格で2/3インチの高画質レンズを作るのは無理でも、1/2インチならがんばって磨けばいいものができる、ということなんだろうな。隅々までクリアで収差も少なく、価格以上の画質と感じられる。
やはりカメラはレンズがモノを言う。
なにか、ストーリー性のあるものを、撮ってみたい、という気にさせる画質だ。
やはり後継機は、肩担ぎタイプだろうか。大型になるので、バッテリーやカードスロットを増やしたりできる。スイッチ類もより操作しやすくレイアウトできる。肩に担げれば、この倍の重量でも1日しょってられるが、このスタイルは手で全重量を支えるから、1時間未満で手がプルプルし始める。だが、この大きさでないと潜り込めない世界もあるから、両タイプ併存はアリだなと思うし、三脚が前提になるようなシーンではこの形でも問題ない。
ワークフローとしては、FCPもEDIUSも対応しているから、問題ないだろう。メモリーカードは何度も使うから、イニシャルコストは高くてもすぐにランニングコストで回収できる。撮影時点でファイル化されているから、バックアップ先には安価なSATA HDDを2つ使い、世代が進むごとに大容量HDD化していけば良い。パソコンでファイルコピーくらい小学生でもできる。
高価な業務用HDCAMテープを何十本単位で使っている所は、こういうデータの取り回しの良いテープレス化によって、ついでに低コスト化できるならば飛びつくだろう。
1080iのHDVとしてFX1を初めて出す時に、ソニーはこんなのを出してしまってHDCAMが売れなくなってもいいの?という疑問があったが、その後のダウンサイジングとテープレス化の流れをしっかりと読んで、トータルとしてはうまくいってる。その流れの中にこのEX1もあり、エポックメイキングな一幕として記憶されることになるんだろう。
HDDVD撤退と、BDの将来 [HDV]
東芝がHDDVD撤退を検討しているが、これでいわゆる次世代の規格戦争を前にした消費者の買い控えが解消されて、一気にDVDの次世代化が進むという。
報道では、ワーナーの決断は、昨年末のハリーポッター売り上げで圧倒的にBDが優勢だったから、というものらしいが、HDDVDとBD同時発売のいろんなタイトルで、BD優勢なのは最近のトレンドだった。
日経トレンディネットのコラム
米ワーナーBD支持の背景は?──BD陣営のキーパーソン・小塚氏に聞く
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20080213/1007024/
BD陣営のパナ小塚氏の言による(近未来)予想だが、
●パラマウントやユニバーサルも検討しているだろう
●東芝もBDをつくる(のを妨げない)
●BD陣営内の競争が始まる
●BDレンタルが立ち上がる
●BD売上げがDVDと逆転する
といっているが、妥当なものだと感じる。
映画配給各社は、収益源としての映画DVDセルの価格破壊が止まらず、もう次世代DVD規格競争なんて待てなくなり、この年末商戦でBD優勢だったから判断した、という。日本の場合、映画レンタルがどのあたりで立ち上がるかが、ひとつのポイントになるだろうけど。
個人的には、コンシューマでのオーサリングの対応状況が、これで一気に進むことを望む。マイクロソフトもアップルも微妙にHDDVD陣営で、BD対応はサードパーティーだけだったので。
それによって、コンシューマでより気軽にBDでハイビジョンディスクを作って、これまでのDVDビデオのようにハイビジョンムービーをBDによる配布が現実的になって、ひいては小型軽量なハイビジョンカムコーダーなども普及に弾みがつくと思う。
当面、アップルのiLifeのiMovieやDVD StudioProのBD対応を心待ちにしてるのだけど、UDF2.5対応はOSをUPする必要があり、簡単ではないだろうが、近いうちの検討課題になるだろう。
また、HDDVDソフトを再生できる環境は、今売られている在庫のHDDVDプレーヤーのみとなり、例えば現行DVDStudioProによるオーサリング結果の検証用といっためちゃニッチな分野に、ある意味希少価値がでるのか?とも考えたが、Macを買えば標準装備のソフトである、その名も「DVDプレーヤー」がHDDVDを再生できるし、あれだけ普及したLDプレーヤーすらもう必要性がない現状を見ると、これはもう博物館展示用という位置づけになるんだろうか。。。
777のエンジン制御 [航空]
その後の報道で、滑走での不時着陸時まで、エンジンはアイドルに近い出力で回っていたらしい。
ただ、コックピットやオートスロットルからのエンジン制御に、FADECというエンジン制御コンピュータが反応しなくなった、ということであり、あってはならないコンピュータ暴走っぽい。何重にも自己チェックされ、暴走しないはずの設計であり、なかなか考えにくい事態だ。
このFADECというエンジン制御コンピュータは、エンジンにそれぞれついていて、いわば最近のクルマの電子制御燃料噴射のEFIなどと同じなんだが。この2つのエンジンの独立した2つのFADECがほぼ同時に制御不能になったことで、もうこれは天文学的な確率の低さだ。
ちなみに777は世界中で飛んでるのだけど、日本の航空2社は、この問題のRR(ロールスロイス)社のエンジンを採用していない。
最悪の予想としては、着陸直前の最悪のタイミングで、それを狙っての新兵器によるものだった、という真相だな。
簡単な対策は、技術開発の流れに逆らうように、別系統のケーブルをエンジンまで引っ張って、最後は手動でエンジン制御できる非常系を作ることだが。。。